飯田市地球環境権条例に基づく「地域公共再生可能エネルギー活用」太陽光発電事業が飯田市から認定され、１２月１０日に認定書授与式に併せ、竜丘地域自治会と電気事業者であるリックスとの間で調印式が行われました。

その内容は、竜丘小学校の屋根に太陽光発電設備を設置し、最大出力は２７．７４キロワットで年間発電量３０，５１４キロワットを見込み、リックスは全量売電を２０４０年３月までの１８年間、収益の一部を竜丘地域自治会に年間１０万５０００円を寄付することになっています。

この内容を受け１月１２日に竜丘地域自治会とリックスの両者間で公民協働事業契約書に調印しました。
寄付金の使途については地域自治会で協議、環境関連事業に特化し当面「鵞流峡復活プロジェクト」「源氏ヶ滝環境整備プロジェクト」「竜丘小学校環境学習」に配分し活用することにしています。

竜丘にはすでに「駄科区民センター」「竜丘公民館」が認定されていて今回が３例目になります。
竜丘地区は日照時間が多い地の利です。今後も公共施設や家庭への太陽光発電や自然エネルギー利用の導入を進めます。竜丘の地は、大正時代に全国初の竜丘電気利用組合が設立されています。この先人たちの取り組みを尊び、地球環境の再生・持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）１７目標の実現に向け、石化エネルギーを出来るだけ消費しない生活を心がけ、「暮らしにやさしい」共生の竜丘を目指していきましょう