さる７月２９日（月）に南信濃地区の市政懇談会が開催されました。
第１部では牧野市長による市政経営方針などについての説明があり、第２部では地域の課題を会場全体で共有し話し合いを行いました。人口減少や高齢化の厳しい現状のなか、切実な課題となっている高齢者等の交通弱者の足を確保する「公共交通や新たな移送サービス」をテーマに、全体で活発な意見交換が行われました。
遠山地区の公共交通の運行状況をみると、飯田行きの路線バス、平岡線・八重河内線、須沢・上島・上村・下栗線などの乗り合いタクシーの利用が極めて少ないという現状が明らかとなりました。
停留所が遠い、急な通院や買い物に利用しづらい、高齢となり免許証を返上したいが移動手段を考えると返上できないといった意見もありましたが、まずは公共交通を利用してみて住民のニーズを把握し課題を整理し、次のステップに取り組みを進めていくことが確認されました。